私のオルカンは、いまカナダで働いている!

オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式・オール・カントリー)」に積み立てている方なら、毎月こんなことを思ったことはありませんか?

「自分のお金は、いま世界のどこで働いているんだろう?」

オルカンは、先進国23カ国・新興国24カ国の計47カ国・地域、約2,500銘柄に分散投資するファンドです。そのうちカナダは先進国の一員として約3〜4%を占める重要な投資先。今回ご紹介するスティーブストン(Steveston)は、そのカナダの”産業の歴史と今”が凝縮された港町です。

投資と旅をつなげて考えると、世界経済がぐっと身近になります。


目次

🗺️ スティーブストンとは?

スティーブストンは、カナダ・ブリティッシュコロンビア州リッチモンド市の南西端、ジョージア海峡に面した港町です。

  • 📍 所在地:リッチモンド市(バンクーバーから車・カナダラインで約1時間)
  • 🏙️ 1870年代末にマノア・スティーブス一家が入植し、1889年に村として成立
  • 🎌 19世紀後半から日本人移民が増加し、日系カナダ人コミュニティが形成された歴史がある
  • 🐟 19世紀末〜20世紀初頭にかけてサケ漁と缶詰加工を主産業に「サーモンタウン」として繁栄

近年は観光業と商業も発展し、漁港の雰囲気と歴史遺産を生かした観光地として人気を集めています。週末には漁港で新鮮な魚介類を販売するフィッシャーマンズ・ワーフが賑わいます。


🏭 見どころ①:ジョージア湾缶詰工場博物館

Gulf of Georgia Cannery National Historic Site

1894年に創業し、最盛期には年間250万個以上のサケ缶を生産したブリティッシュコロンビア州最大の缶詰工場の跡地です。1979年に閉鎖後、保存活動を経て1994年にカナダ国定史跡として公開されました。

💡 オルカン投資家的注目ポイント

スティーブストンを「サーモンタウン」として栄えさせた水産加工業は、カナダ経済の基盤を築いた一次産業そのもの。オルカンが組み入れているカナダ株式には天然資源・食品関連企業も含まれており、その礎となった歴史をリアルに体感できる場所です。

住所12138 Fourth Avenue, Richmond
電話604-664-9009
開館時間10:00〜17:00
定休日無休
入場料13.25カナダドル(2026年〜14.75 C$)
公式サイトgulfofgeorgiacannery.org

⚓ 見どころ②:ブリタニアシップヤード

Britannia Shipyards National Historic Site

カナダ国定史跡に指定されている、1900年頃に建てられた現存する最古の造船所の跡地です。漁船の建造・修理を行う重要な産業施設として、1919年から1979年まで造船所として稼働しました。

施設内には100年以上前の住居や労働者宿舎、造船所建物が再現されており、当時の生活と仕事の様子を間近に見学できます。また、日系船大工の村上喜吉一家の旧宅「Murakami House」も展示されており、日本人移民の暮らしぶりを伝える貴重な文化遺産でもあります。

💡 オルカン投資家的注目ポイント

造船業はカナダの製造業・重工業の出発点のひとつ。オルカンの投資対象であるカナダの産業構造は、こうしたものづくりと資源活用の歴史の上に成り立っています。多文化共生の歴史(日系移民の貢献)も、現代カナダの社会的資本として国際競争力につながっています。

住所5180 Westwater Drive, Richmond
電話604-238-8050
開館時間(4〜10月中旬)10:00〜17:00
開館時間(10月中旬〜12月下旬)10:00〜16:00
休館日12月下旬〜3月、10月中旬〜12月下旬の月〜木
入場料無料
公式サイトstevestonheritage.ca

🐟 スティーブストンのサケ(Steveston Salmon)

かつて缶詰産業として栄えたスティーブストンでは、現在も地元産の新鮮なサケやスモークサーモン、サケのパテなど多様な製品を市場や飲食店で購入・味わうことができます。特にサケを使用したフィッシュ&チップスが人気です。


🌸 ギャリーポイントパーク(Garry Point Park)

フレーザー川の河口に位置する約30ヘクタールの大きな公園です。日系移民の漁船を称える記念碑や日系移民工努兵碑を記念する日本庭園があり、春には200本以上の桜が咲くことで知られています。リッチモンド随一のサンセットスポットとしても名高く、地元でも人気の場所です。

住所12011 Seventh Ave, Richmond
入場料無料

📈 オルカン投資家がスティーブストンを旅する意味

オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式・オール・カントリー)は、先進国90%・新興国10%の比率で世界に分散投資するインデックスファンドです(2025年時点)。

カナダはMSCI先進国インデックスの構成国として、オルカン全体の約3〜4%程度を占めています。金額にすると、たとえば100万円のオルカンを保有していれば、約3〜4万円分がカナダ企業の株式に投資されているイメージです。

スティーブストンを歩くと、こんなことが見えてきます:

  • 🏭 水産・食品加工業の歴史→ カナダの一次産業・農林水産系企業への投資
  • ⚓ 造船・製造業の足跡→ カナダの工業・重工業への資金の流れ
  • 🎌 日系移民の貢献と多文化共生→ カナダが先進国として評価される社会的基盤
  • 🐟 今も続く漁業と観光業→ カナダ経済の現在進行形

「投資先の国を実際に訪れ、その産業の歴史と現在を見ること」は、長期投資家にとって最高の学びのひとつです。

毎月コツコツとオルカンを積み立てながら、「自分のお金はいまカナダの企業を通じて世界に貢献している」と実感できたら、投資がもっと楽しくなりませんか?


🗓️ スティーブストン訪問メモ(2026年6月現在)

  • 🚌 アクセス:バンクーバーからカナダライン+バスで約1時間
  • 📅 おすすめシーズン:4〜10月(屋外施設が全開放・天気も良好)
  • 🎉 毎年7月1日:建国記念日にサーモンフェスティバルとパレードを開催
  • 🌅 週末の朝:フィッシャーマンズ・ワーフで新鮮な魚介類の直売あり

※本記事の観光情報は2026年6月現在のものです。料金・開館時間は変更になる場合がありますので、訪問前に各施設の公式サイトでご確認ください。

※オルカンの国別構成比率はMSCIの定期見直しにより変動します。投資は自己責任でお願いします。

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この記事を書いた人

私は、経営コンサルタントとして、ビジネスの実践現場で活動しています。現場で「使える知識」として再構成し、“読む → 学ぶ → 行動する” までのビジネスプロセスをサポートしています。

このブログでは、そのようなコンサルティングの経験を通じて、役に立ったビジネス書を紹介します。おすすめ書籍の要約や感想だけでなく、実際に成果につながるエッセンス・行動アイデア・思考法を解説します。「この一冊を読んでどう変わるか?」にこだわったレビューを発信しています。

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