経営・リーダーシップ– category –
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『「組織が結果を出す」非常識でシンプルなしくみ』(田島大輔 / 久野和禎 著)
⭐ レビュー 本書の最大の魅力は、科学的根拠に基づいた実践的なアプローチと、著者の豊富な現場経験が見事に融合している点にあります。多くのビジネス書が抽象的な理論に終始する中、本書は認知科学という確固たる学問的基盤の上に、具体的な組織... -
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『決算書は必ず裏を読め!』(勝間 和代 著)
レビュー 『決算書は必ず裏を読め!』は、経済評論家としても活躍する勝間和代氏が「会計の読み方」ではなく「会計の考え方」を、マンガ形式でわかりやすく解説した入門書です。対象は会計初心者ですが、内容は表面的な解説にとどまらず、実務に活かせる“... -
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『SHIFT 解剖──究極の人的資本経営』(飯山 智之介 著)
レビュー“人を資本とする”企業の、リアルな成長の裏側 本書『SHIFT 解剖』は、ソフトウェアテストというニッチな領域から急成長を遂げたSHIFT社の「人的資本経営」に焦点を当てた、いわば“企業の中身”をさらけ出したドキュメントです。 著者の飯山智之介氏... -
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『偽善者 50歳の節目に、50人が語る“本当の”前澤友作』(箕輪 厚介 編集)
レビュー 『偽善者』は、ZOZO創業者・前澤友作氏の50歳の節目に、彼の周囲の人々50人が語る証言を集めた異色の人物本です。発案は、彼の誕生日を祝うために親しい友人たちが構想した「私的プレゼント」でしたが、内容の強度と普遍性により、書籍として公に... -
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『さばの缶づめ、宇宙へいく』(小坂康之・林公代 著)
レビュー 『さばの缶づめ、宇宙へいく』は、福井県小浜市の地方高校・小浜水産高校(のちに若狭高校へ統合)の教師と生徒たちが、地元名産の“よっぱらいサバ”を宇宙食にするという前代未聞の挑戦に挑んだ実話を描くノンフィクションである。著者は、プロジ... -
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『ストーリーとしての競争戦略』(楠木建 著)
レビュー 戦略という言葉を聞くと、多くのビジネスパーソンはSWOT分析やポーターの5フォースなどのフレームワークを思い浮かべるかもしれません。しかし本書『ストーリーとしての競争戦略』は、これまでの常識を覆し、「戦略とは語れる“物語”である」と明... -
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『サム・アルトマン:「生成AI」で世界を手にした起業家の野望』(キーチ・ヘイギー 著)
レビュー 本書は、ChatGPTで知られるOpenAIのCEO サム・アルトマンの人生と、その思想・戦略・矛盾にまで踏み込んだ、初の本格バイオグラフィーです。著者キーチ・ヘイギー氏はウォールストリート・ジャーナルのベテラン記者。250件以上の関係者インタビュ... -
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『リーダーシップの理論』(石川淳 著)
Ⅰ.書籍紹介 リーダーシップとは何か――。この問いは、古くて新しいテーマである。本書『リーダーシップの理論』は、経営学・心理学の膨大な研究成果をわずか一冊に凝縮し、「リーダーシップを学問として理解する」ことの意義を明快に説く。著者の石川淳氏... -
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『「リーダーシップのベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』 (藤吉豊 著)
レビュー 本書は、国内外のリーダーシップ関連書籍100冊のエッセンスを抽出し、実践的な形で整理した“リーダーシップ大全”です。著者の藤吉豊氏は、長年にわたりビジネス書の要約・書評を行ってきた人物で、各名著に共通する「本質的なリーダー像」を見出... -
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『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』 (三宅香帆 著)
レビュー 本書は、「知的に話せる人は、何をどのように読んでいるのか?」という問いに真正面から挑む、現代の“読書×会話術”本である。著者の三宅香帆氏は、若手文芸評論家として人気が高く、これまで『「好き」を言語化する技術』『なぜ働いていると本が... -
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『ダメダメ社長の僕が5年で利益を10倍にした秘訣』 (有田和明 著)
レビュー 本書は、「ダメダメ社長」と自称する著者・有田和明氏が、5年間で利益を10倍にまで伸ばす過程を赤裸々に綴った、非常に実践的な経営・自己啓発書です。単なる成功物語ではなく、数々の失敗を経たうえで導き出された「成功の思考法」と「行動原則... -
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『勝負眼 「押し引き」を見極める思考と技術』 (藤田 晋 著)
レビュー 藤田晋氏といえば、ABEMAやサイバーエージェントなどの数々の事業を成功に導いた日本有数の経営者でありながら、麻雀、競馬、サッカーといった領域でも“勝負強さ”を発揮してきた人物です。本書『勝負眼』は、そんな藤田氏が経営者引退を前にまと...
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