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USCMA(米国公認管理会計士)とUSCPA(米国公認会計士)の違い
1 USCMAとUSCPAの違い 【会計の種類】 USCMAは企業が社内経営の意思決定のために行う「管理会計」、 USCPAは会計ルールに基づいて社外に向けた財務報告書を作成・公開するための「財務会計」です。 【試験範囲】 4科目に渡って膨大な試験範囲のUSCPAと... -
米国公認管理会計士(USCMA)って、どんな資格?
1 米国公認管理会計士(USCMA)とは? 米国公認管理会計士(US Certified of Managerial Accountant、通称、USCMA)は、管理会計のスペシャリストであることを証明する国際資格です。 米国管理会計士協会(Institute of Management Accountants、通称、I... -
【管理会計 中・上級編 その6】株主への還元方法
1 自社株買いと配当はどちらがよいか 企業が株主に儲けを分配する株主還元には、「配当」と「自社株買い」という方法があります。 どちらが好まれるかは、個人投資家か機関投資家かによって変わります。 個人投資家は配当を望み、機関投資家は自社株買い... -
【管理会計 中・上級編 その5】M&Aの方法
1 買収したい企業の評価方法 会社買収(M&A)する際に、以下の3つを使って買収するかどうかを決めます。 BS(貸借対照表) マーケットバリュー DCF(Discounted Cash Flow) 【BS】 時価純資産法は、BS(貸借対照表)の資産を時価で評価し、資産額から負... -
【管理会計 中・上級編 その4】最適資本構成 借金は悪いことではありません。
1 事業の状況よって変わる最適資本構成 借金は悪いこと 無借金経営を目指す経営者が多いなか、実は借金は悪いことばかりではないというのが今回のお話です。 借金にもメリットはあります。 借入金や社債は、金利を支払うことで節税できる 資金提供者であ... -
【管理会計 中・上級編 その3】意思決定の方法 NPVとIRR
1 どのように意思決定すればいいの 会社の意思決定次第で、会社の未来が変わります。 新しい事業をすべきか、しないべききか 今の事業を継続すべきか、中断すべきか 会社の会議では、権限があって声の意見が大体通ります。その人に管理会計の知識があっ... -
【管理会計 中・上級編 その2】フリーキャッシュフロー
1 フリーキャッシュフローは未来を見通すためのもの キャッシュフローはビジネスで最も大切なコンセプトです。なぜなら、企業活動を維持・継続するのに必要だからです。 企業は、借入金や増資によって資金を集め、それを設備等に投資して、事業を実現させ... -
【管理会計 中・上級編 その1】お金の本当の価値を知る計算方法
1 現在と未来ではお金の価値が変わる 今の1万円と10年後の1万円は、同じ1万円でしょうか。 実は、お金の価値は時間とともに変わっていきます。 なので企業は、この本当のお金の価値を考えながらお金を調達しなければなりません。そしてお金を調達するコ... -
【管理会計 初級編 その8】労働生産性を上げる方法
1 設備投資しても生産性が上がらない理由 利益を求める企業であっても非営利の組織であっても、経営で最も大切なことは、それはステークホルダーにとっていいことなのか?ということを考えて判断することです。 次に大事なことは、継続し続ける経営です... -
【管理会計 初級編 その7】管理会計からみた財務目標の設定方法
1 財務目標の設定 経営トップは、財務目標を設定し、組織をその目標達成のために動かしていかなければなりません。しかし案外、数字に弱い経営トップも多く、そういう経営トップはむしろ直観的に判断して、経験や感覚で意思決定した結果上手くいっている...