米国公認管理会計士(USCMA)の勉強方法
1 米国公認管理会計士(USCMA)は独学で合格できる?
米国公認管理会計士を日本語のテキストで学習したいなら、今のところTAC「米国公認管理会計士(USCMA)」のWEB講座を受講するしか選択肢はありません。
USCMAを目指す人は、きっとこんな不安が頭によぎるとおもいます。
・17万円の講座料って高くない?
以下のような人であれば、TACはとても良いと思います。
・USCPAをを学習したことがある人(無駄なくUSCMAの勉強ができる)
一言で言えば、TACの米国公認管理会計士(USCMA)コースのメリットを得られる人は、USCPAを目指す人や既に合格した人で、財務会計と管理会計のダブルライセンスを目指す人です。
CPAコースで学んだ講義とテキストを再利用でき、時間とコストをセーブできる利点があります。
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ただ、USCPAを受験するつもりはなく、USCMAだけを目指して学習したい人にとっては、学習する順序や内容にズレを感じてしまう人もいるでしょう。
例えば、TACのUSCMA学習は、CPAの講義とテキストを使うので、会計(計算)問題が多く、USCMAから出題される他の範囲がカバーできるか心配になるかもしれません。
USCMAは管理会計のスペシャリストで、USCPAのように財務会計のスペシャリストではないため、会計問題はUSCPAほど多く出題されません。しかもUSCMAの会計問題はUSCPAのような難問はありません。至って基本的な計算問題が多く、そうした会計問題は全体の30%%程度で、その他は、内部統制や、IT分析、意思決定、企業倫理等の問題が多く出題されます。
またエッセイ問題もありますので、会計知識だけでなく、経営、ファイナンスなどを含めた総合的なビジネス知識が求めれます。
そこで今回は、TACを受講せず、(効率的かつ経済的に)USCMAを独学して合格を目指す人のために、USCMAの出題範囲に沿って、何を・どれだけ学習すれば、合格できるかということを解説していきます。
(各項目の学習内容については、今後少しずつテキスト教材を作成して公開していく予定です。)
2 Part 1 の出題範囲と勉強時間
USCMA試験のパート1を詳しいく見ていきましょう。
TACのUSCPAの教材で学習する範囲と順序とはだいぶ違っていて、USCMAだけに特化したした内容です。
Part 1: Financial Planning, Performance, and Analytics(財務計画、業績管理・分析)は、1週間に約10時間(毎日1時間半程度)勉強すれば3ヶ月半で全ての学習範囲をカバーできます。
まずはパート1で学習する項目は大きく分けて6つあります。
セクションA External Financial Reporting Decisions「財務諸表報告の決定」
試験の15%を占めます。
社内の意思決定の視点から捉えた財務諸表について出題されます。
財務諸表の知識はCMA試験を受けるにあたっての前提知識として知っておく事が必要です。
セクションB Planning, Budgeting, and Forecasting「計画、予算作成、および予測」
試験の20%を占めます。
戦略的計画、予算策定、予測、およびトップレベルによる計画と分析も含みます。
セクションC Performance Management「業績管理」
試験の20%を占めます。
差異分析、責任会計、財務指標から出題されます。
差異分析では、差異をしっかりと計算できて、その数字の解釈ができるようにしておく事が大切です。それゆえに、分散分析で使う公式を覚えておくことに加え、分散分析の結果を意思決定のためにどのように解釈するかといった理解も重要です。
セクションD Cost Management「コスト管理」
試験の15%を占めます。
原価計算システムに焦点を当て、コストと間接費を割り当てる方法について問われます。
また、サプライチェーン管理とビジネスプロセスの改善についても出題されます。
セクションE Internal Controls「内部統制」
試験の15%を占めます。
内部統制の専門的な知識、特に企業が従う関連法および公表されている関連ガイダンスを知ることは重要です。
SOX法は広範囲にわたて関連しているため、その内容については知っておく必要があります。
セクションF Technology and Analytics「テクノロジーと分析」
試験の15%を占めています。
会計情報システム、データガバナンス、テクノロジー、データ分析などの情報システムから出題されます。
3 Part 2の出題範囲と勉強時間
Part 2のStrategic Financial Management(戦略的財務マネジメント)は、1週間に10時間ほど勉強すれば、パート1と同様に約3ヶ月半程で全ての学習範囲をカバーする事ができます。
パート2で学習する項目は、大きく分けて6つあります。
セクションA Financial Statement Analysis「財務諸表分析」
試験の20%を占めます。
財務諸表分析では、比率、比率の解釈、およびその他の様々な財務諸表分析ツールが出題されます。
セクションB Corporate Finance「コーポレートファイナンス」
試験の20%を占めます。
コーポレートファイナンスでは、リスクとリターン、長期財務管理、資本調達、運転資本管理、組織再編、国際ファイナンスが出題されます。
セクションC Decision Analysis「意思決定分析」
試験の25%を占めます。
意思決定分析では、コストボリューム分析 (または損益分岐解析)、限界分析、および価格設定が出題されます。
セクションD Risk Management「リスク管理」
は試験の10%です。エンタープライズリスクマネジメント(総合リスク管理)、リスク評価、リスク管理が出題されます。
セクションE Investment Decisions「投資判断」
試験の10%を占めます。
投資判断は資本予算に関するところから出題されます。
セクションF Professional Ethics「企業倫理」
試験の15%を占めます。
職業倫理はプロフェッショナルとしての倫理的行動と組織としての倫理的配慮に関して出題されます。
以上、2つのパートで構成されているUSCMAの試験範囲となります。
マルチプルチョイス問題は、セクションに沿って順序通りには出題されません。
例えば、いきなり資本予算の問題が出題された後に、財務諸表分析の問題が聞かれたりします。
4 まとめ
パート1もパート2も、試験はそれぞれ100問のマルチプルチョイスと2つのエッセイで構成されます。マルチプルチョイスを最低50%以上の正解した人のみが、次のエッセイテストを受験できます。
USCMA試験では、会計に関する計算問題を解くだけでなく、ビジネス戦略に関する深い理解力と、これらの知識を使って、それぞれのビジネス状況に応じた問題解決能力が試されます。
何をどれだけ時間をかけて勉強するかは、受験する方の知識レベルと費やせる時間によって変わってきますが、毎日1、5時間の勉強時間で7ヶ月程度あれば、USCMA試験のパート1とパート2の両方をマスターする事ができるでしょう。
セオリーを学んだ後は、ひたすら過去問題をこなし、後はエッセイの回答パターンを覚えれば試験対策はバッチリです。この部分でやく2ヶ月ほど費やせば十分です。
つまり、10ヶ月程度あれば、全ての受験準備が完了します。早い人は6ヶ月程度で合格する人もいます。
USCMAの合格ラインは約70%で合格率は50%程度です。しっかり学習して準備して臨めば、きっと合格できる国際資格です。落とすための試験ではないので安心してください。
仮に試験に合格しなくても、USCMAで学んだ知識とスキルは、必ず実践のビジネスで使えるものばかりですので、勉強した事は絶対に無駄になりません。
長い人生のうちで8~10ヶ月程度、少しだけ一生懸命学習してUSCMAに合格すれば、人生が変わります。世界が変わります。
USCMAに挑戦するメリットはたくさんあります。
USCMAという国際難関資格を取得する事で、自分に自信が持てるようになります。英語と会計の専門スキルをアピールできて、就職に有利になります。
転職してキャリアップも可能になります。
社内評価も上がります。そうすれば給料も上がるでしょう。
米国公認管理会計士と名乗ることができて、周りの人々からもリスペクトされます。
*パート1とパート2の各セクションをさらに深掘りした学習項目・範囲は以下を参照してください。
(これらの項目すべてを、日本の本で一つ一つ確認しながら学習を進めるのは、大変なことですので、今後は以下の項目に沿ったテキスト・教材を公開していきたいと思います。)
PART I Financial Planning, Performance, and Analytics
<A – External Financial Reporting Decisions (15%) 財務諸表の決定>
【1 Financial Statements】
「財務諸表の決定」
A1-1 The Balance Sheet バランスシート
A1-2 The Income Statement 損益計算書
A1-3 The Statement of Cashflows キャッシュフロー計算書
A1-4 Statement of Comprehensive Income 包括利益計算書
A1-5 Statement of Changes to Owners Equity 持分変動計算書
A1-6 Limitations of Financial Statements 財務諸表の制限
A1-7 Statements of Cash Flow-Introduction キャッシュフロー計算書ーイントロダクション
A1-8 Statement of Cash Flow-Indirect Method キャッシュフロ−計算書-間接法
A1-9 Statement of Cash Flow-Preparation Overview キャッシュフロー計算書-準備の概要
A1-10 Statement of Cash Flow-Investing and Financial Activities キャッシュフロー計算書-投資および財務活動
A1-11 US GAAP and IFRS Differences USGAAPとIFRSの違い
A1-12 Introduction of Integrated Reporting 総合報告書−イントロダクション
A1-13 The Capitals and Value Creations 資本と価値創造
A1-14 Integrated Report 統合報告書
【2 Recognition, Measurement, Valuation and Disclosure】
「認識、測定、評価および開示」
A2-1 Cash 現金
A2-2 Valuing Accounts Receivable 売掛金の評価
A2-3 Factoring Receivables 売掛金のファクタリング
A2-4 Recording Inventory 在庫の記録
A2-5 Inventory Formulas 在庫計算式
A2-6 Inventory Tracking Methods 在庫追跡方法
A2-7 Inventory Count 在庫数
A2-8 Inventory Errors 在庫エラー
A2-9 Inventory Valuation 在庫評価
A2-10 Investments-Introduction and Debt Investments 投資-イントロダクションと負債投資
A2-11 Investments-Equity Investments without Significant Influence 投資-重要な影響のない株式投資
A2-12 Investments-Equity Investments with Significant Influence 投資-重要な影響力を持つ株式投資
A2-13 Investments-Equity Investments with Control 投資-コントロール付きの株式投資
A2-14 Depreciation for Tax Purposes 税務上の減価償却
A2-15 Reclassification of Short-term Liabilities 短期負債の再分類
A2-16 Warranties 保証
A2-17 Accounting for Income Taxes 所得税の会計処理
A2-18 Temporary Timing Differences 一時的なタイミングの違い
A2-19 Permanent Timing Differences 恒久的なタイミングの違い
A2-20 Leases リース
A2-21 Disclosures on the Balance Sheet 貸借対照表での開示
A2-22 Net Operating Loses 純営業損失
A2-23 Common Stock 普通株
A2-24 Preferred Stock 優先株
A2-25 Classification of Shares 株式の分類
A2-26 Treasury Stock 自己株式
A2-27 Retained Earnings 留保所得
A2-28 Introduction to Revenue Recognition 収益認識の概要
A2-29 Steps in the Revenue Recognition Process 収益認識プロセスのステップ
A2-30 Right of Return and Consigned Goods 返品および委託品の権利
A2-31 Point in Time Contracts 一時契約
A2-32 Over Time Contracts 連続契約
B – Planning, Budgeting & Forecasting (20%) 計画、予算作成、および予測
【1 Strategic Planning】
「 戦略的計画」
B1-1 Overview of Strategic Planning 戦略計画の概要
B1-2 Mission and Goals ミッションと目標
B1-3 Analyzing External Environment 外部環境の分析
B1-4 Analyzing Internal Environment 内部環境の分析
B1-5 Formulating Strategies 戦略の策定
B1-6 Developing and Implementing Strategies 戦略の開発と実施
B1-7 Other Planning Tools その他の計画ツール
【2 Budgeting Concepts】
「 予算の概念」
B2-1 Budgeting Introduction 予算の導入
B2-2 Budgeting Concepts 予算の概念
【3 Forecasting Techniques】
「 予測手法」
B3-1 Forecasting and Regression Analysis 予測と回帰分析
B3-2 Learning Curves 学習曲線
【4 Budget Methodologies】
「予算方法論」
B4-1 Budget Methodologies 予算方法論
【5 Annual Profit Plan &; Supporting Schedules】
「年間利益計画とサポートスケジュール」
B5-1 Budget Cycle and Budget Produced 予算サイクルと生産された予算
B5-2 Preparing Budgets 予算の準備
B5-3 Ongoing Budget Report 継続的な予算レポート
【6 Top-Level Planning& Analysis】
「トップレベルの計画と分析」
B6-1 Top-Level Planning トップレベルの計画
C – Performance Management (20%) 業績管理
【1 Cost &; Variance Measures】
「 コストと差異の測定」
C1-1 Basis for Variance Analysis 差異分析の基礎
C1-2 Introduction to Variance Analysis 差異分析の概要
C1-3 Manufacturing Input Variances 製造に必要な材料の差異
C1-4 Mulitple Input Variances 複数の材料差異
C1-5 Overhead Variances 間接費の差異
C1-6 Overhead Example 間接費の例
C1-7 Sales Variances 売上差異
C1-8 Service Companies and Market Variances サービス業と市場の差異
【2 Responsibility Centers & Reporting Segments】
「責任センターとレポートセグメント」
C2-1 Responsibility Centers 責任センター
C2-2 Contribution Income Statement 貢献損益計算書
C2-3 Transfer Pricing 移転価格
【3 Performance Measures】
「パフォーマンス測定」
C3-1 Return on Investment and Residual Income 投資収益率と残余所得
C3-2 Multiple Performance Measures 複数のパフォーマンス測定
D – Cost Management (15%) コスト管理
【1 Measurement Concepts】
「測定の概念」
D1-1 Classification of Costs コストの分類
D1-2 Costing Systems 原価計算システム
D1-3 Variable and Absorption Costing 変動原価計算と全部原価計算
D1-4 Joint Product Costing 連産品原価計算
D1-5 Byproduct Costing 副産物の原価計算
【2 Costing Systems】
「 原価計算システム」
D2-1 Flow of Manufacturing Costs 製造原価の流れ
D2-2 Process Costing プロセス原価計算
D2-3 Process Costing Example プロセス原価計算の例
D2-4 Spoilage in Process 生産過程における不良品
D2-5 Job Order Operation& Life Cycle 個別発注の運用とライフサイクル
【3 Overhead Costs】
「間接費」
D3-1 Accounting for Overhead 間接費の会計処理
D3-2 Overhead Allocation 間接費の割り当て
D3-3 Activity-Based Costing 活動基準原価計算
D3-4 Single Shared Service Cost Allocation 単一の共有サービスのコスト配分
D3-5 Multiple Shared Services Cost Allocation 複数の共有サービスのコスト配分
D3-6 Multiple Shared Services Cost Allocation Example 複数の共有サービスのコスト配分の例
【4 Supply Chain Management】
「 サプライチェーンマネジメント」
D4-1 Suppl Chain Management& Lean Resource Management サプライチェーン管理とリーンリソース管理
D4-2 Just in Time Inventory& MRP ジャストインタイム在庫とMRP
D4-3 Theory of Constraints 制約の理論
D4-4 Capacity Level& Decision Making 容量レベルと意思決定
【5 Business Process Improvement】
「ビジネスプロセスの改善」
D5-1 Value Chain Analysis バリューチェーン分析
D5-2 Process Analysis プロセス分析
D5-3 Quality 品質
D5-4 Accounting Process Redesign 会計プロセスの再設計
E – Internal Controls (15%) 内部統制
【1 Governance, Risk & Compliance】
「ガバナンス、リスク、コンプライアンス」
E1-1 Governance Principles ガバナンスの原則
E1-2 Hierarchy of Corporate Governance コーポレートガバナンスの階層
E1-3 Introduction to Internal Controls 内部統制の概要
E1-4 Components of Internal Controls 内部統制の構成要素
E1-5 Transactions& Safeguarding Controls トランザクションと保護制御
E1-6 Foreign Corrupt Practices Act& SOX 外国腐敗行為防止法およびSOX法
E1-7 External Audit Options 外部監査オプション
【2 System Controls & Security Measures】
「システム制御とセキュリティ対策」
E2-1 Systems Controls システム制御
E2-2 Internet Security インターネットセキュリティ
E2-3 Computerized Audit Techniques コンピュータ化された監査技術
F – Technology and Analytics (15%) テクノロジーと分析
【1 Information Systems】
「情報システム」
F1-1 Information Systems 情報システム
F1-2 Introduction to Accounting Information Cycles 会計情報サイクルの紹介
F1-3 Revenue to Cash Cycle キャッシュサイクルへの収益
F1-4 Purchasing& Expenditures Cycle 購入と支出のサイクル
F1-5 Production Cycle 生産サイクル
F1-6 Human Resources& Payroll Cycle 人事と給与サイクル
F1-7 Financing Cycle 資金調達サイクル
F1-8 Fixed Asset System 固定アセットシステム
F1-9 General Ledger& Reporting Systems 総勘定元帳およびレポートシステム
F1-10 Databases データベース
F1-11 Enterprise Resource Planning Systems エンタープライズリソースプランニングシステム
F1-12 Data Warehouse, Data Mart& DataLake データウェアハウス、データマート&データレイク
【2 Data Governance】
「データガバナンス」
F2-1 Data Governance データガバナンス
F2-2 Data Life Cycle and Records Management データライフサイクルと記録管理
F2-3 Cyberattacks サイバー攻撃
F2-4 Defences Against Cyberattacks サイバー攻撃に対する防御
【3 Technology-enabled Finance Transformation】
「テクノロジー対応の財務変革」
F3-1 Technology Enabled Finance Transformation テクノロシー対応の財務変革
F3-2 Artificial Intelligence AI Artificial Intelligence AI
F3-3 Cloud Computing クラウドコンピューティング
F3-4 Blockchains, Distributed Ledgers and Smart Contracts ブロックチェーン、分散型台帳、スマートコントラクト
【4 Data Analytics】
「データ分析」
F4-1 Data Analytics and Business Intelligence データ分析とビジネスインテリジェンス
F4-2 Data Mining データマイニング
F4-3 Analytical Tools and Simple Regression Analysis 分析ツールと単純な回帰分析
F4-4 Sensitivity Analysis 感度分析
F4-5 Visualization 視覚化
PART II Strategic Financial Management
A – Financial Statement Analysis (20%) 財務諸表分析
【1 Basic Financial Statement Analysis】
「基本的な財務諸表分析」
A1-1 Measure of income 収入の測定
A1-2 Comparative Financial Statement Analysis 比較財務諸表分析
【2 Financial Ratios】
「財務比率」
A2-1 Introduction to Ratio Analysis 比率分析の概要
A2-2 Liquidity Ratios 流動比率
A2-3 Leverege Ratios レバレッジ比率
A2-4 Activity Ratios 活動率
A2-5 Market Ratios 市場比率
A2-6 Basic Earnings Per Share 基本的1株当たり利益
A2-7 Diluted Earnings Per Share 希薄化後1株当たり利益
A2-8 Profitability Ratios 収益性比率
【3 Profitability Analysis】
「 収益性分析」
A3-1 Profitability Analysis 収益性分析
【4 Special Issues】
「 特別な問題・課題」
A4-1 Foreign Currency Transactions 外貨取引
A4-2 Foreign Currency Financial Statements 外貨財務諸表
A4-3 Foreign Currency Impact on Ratios 比率に対する外貨の影響
A4-4 Inflation インフレーション
A4-5 Accounting Changes 会計上の変更
A4-6 Book Market Value& Accounting Economics Profit 帳簿の市場価値と会計経済学の利益
A4-7 Earnings Quality 収益の質
B-Corporate Finance (20%) コーポレートファイナンス
【1 Risk & Return】
「リスクとリターン」
B1-1 Risk & Return リスクとリターン
B1-2 Types of Risk リスクの種類
B1-3 Capital Asset Pricing Model 資本資産価格モデル
B1-4 Portfolio Risk and Return ポートフォリオのリスクとリターン
【2 Long-term Financial Management】
「長期財務管理」
B2-1 Introduction to Long-Term Financing 長期融資入門
B2-2 Bonds-Debt Financing 債券-債務融資
B2-3 Team Structure of Interest 関心のあるチーム構造
B2-4 The Bond Instrument 債券商品
B2-5 Bond Duration 債券デュレーション
B2-6 Equity Financing エクイティファイナンス
B2-7 Calculating the Price of a Share 株式の価格を計算する
B2-8 Stock Rights, Warrants & ADR’s 株式の権利、ワラント、ADR
B2-9 Introduction to Derivates デリバティブの紹介
B2-10 Forward& Future Contracts Forward&Guture契約
B2-11 Interest Rate Swaps 金利スワップ
B2-12 Options オプション
B2-13 Options Terms オプション条件
B2-14 Hedging Strategies with Puts& Calls プット&コールによるヘッジ戦略
B2-15 Cost of Capital 資本コスト
B2-16 Cost of Debt 借金の費用
B2-17 Cost of Preferred Stock 優先株のコスト
B2-18 Cost of Common Equity 普通株式のコスト
B2-19 Capital Structure and WACC 資本構成とWACC
B2-20 Structure Decisions Strucutreの決定
【3 Raising Capital】
「資金調達」
B3-1 Financial Markets 金融市場
B3-2 Market Efficiency 市場効率
B3-3 Commercial Bank Loans 商業銀行ローン
B3-4 Lease Financing リースファイナンス
B3-5 Venture Capital ベンチャーキャピタル
B3-6 Equity Issuances 株式発行
B3-7 Bond Issuances 債券発行
B3-8 Dividend Policy& Treasury Stock 配当政策と財務ストック
4 Working Capital Management 運転資本管理
B4-1 Working Capital Management Introduction 運転資本管理の導入
B4-2 Cash Management 現金管理
B4-3 Marketable Security Management 市場性のあるセキュリティ管理
B4-4 Accounts Receivable Management 売掛金管理
B4-5 Inventory Management 在庫管理
B4-6 Bank Loans 銀行のローン
B4-7 Factoring Receivables 売掛金のファクタリング
5 Corporate Restructuring 企業再編
B5-1 Business Combinations 企業結合
B5-2 Takeovers&Defenses 買収と防御
B5-3 Divsetures Divsetures
B5-4 Bankruptcy 破産
B5-5 Discounted Cash Flow Valuation 割引キャッシュフロー評価
6 International Finance 国際金融
B6-1 Multinational Corporations& Foreign Direct Investment 多国籍企業と外国直接投資
B6-2 Foreign Exchange Rates 外国為替レート
B6-3 Determining Exchange Rate 為替レートの決定
B6-4 Managing Foreign Exchange Risk 外国為替リスクの管理
B6-5 Using Foreign Financing 外国融資の利用
B6-6 Financing Foreign Transactions 外国取引の資金調達
B6-7 Foreign Exchange Cross Rates 外国為替クロスレート
C- Decision Analysis (25%) 決定分析
【1 Cost-Volume-Profit (CVP) Analysis】
「CVP分析」
C1-1 CVP Analysis CVP分析
C1-2 Profit Point Analysis 利益ポイント分析
C1-3 Multiple Product CVP Analysis 複数製品のCVP分析
C1-4 Risk& Uncertainty in CVP Analysis CVP分析におけるリスクと不確実性
C1-5 Other Decisions その他の決定
C1-6 Marginal Analysis 限界分析
C2-1 Decision Making 意思決定
C2-2 Make or Buy Decisions 決定を下すか購入する
C2-3 Special Order Decisions 特別注文の決定
C2-4 Sell or Process Further Decisions さらなる決定を販売または処理する
C2-5 Disinvestment Decisions 投資撤退の決定
C2-6 Pricing 価格設定
C3-1 Demand and Supply 需要と供給
C3-2 Price By Market Structure 市場構造別の価格
C3-3 Pricing Strategy 価格戦略
C3-4 Product Pricing 製品の価格
C3-5 New Product & Product Mix Pricing 新製品と製品ミックスの価格
C3-6 Short-Run& Long-Run Pricing 短期および長期の価格設定
C3-7 Product Life Cycle Pricing 製品ライフサイクルの価格
C3-8 Other Pricing Considerations その他の価格に関する考慮事項D – Risk Management (10%) 危機管理
D Risk Management
【1 Risk Management】
「危機管理」
D1-1 Types of Risks リスクの種類
D1-2 Risk Management Process リスク管理プロセス
D1-3 Enterprise Risk Management エンタープライズリスク管理
D1-4 Event Identification& Risk in Banks 銀行におけるイベントの特定とリスク
E – Investment Decisions (10%) 投資判断
【1 Capital Budgeting Process 】
「資本予算プロセス」
E1-1 Relevant Cash Flows 関連するキャッシュフロー
E1-2 Payback& Discounted Payback Methods 回収および割引回収方法
【2 Capital Investment Analysis Methods】
「設備投資分析手法」
E2-1 Net Present Value Method 正味現在価値法
E2-2 Internal Rate of Return 肛門間収益率
E2-3 Accounting Rate of Return Method 会計上の返品方法
E2-4 Unconventional Projects in Capital Budgeting 資本予算における型破りなプロジェクト
E2-5 Inflation in Capital Budgeting 資本予算のインフレ
E2-6 Risk in Capital Budgeting 資本予算のリスク
E2-7 Real Options in Capital Budgeting 資本予算のリアルオプション
F –Professional Ethics (15%) 企業倫理
【1 Business Ethics】
「ビジネス倫理」
F1-1 Business Ethics ビジネス倫理
F1-2 Moral Philosophies& Concepts Used in Making Ethical Business Decisions 倫理的なビジネス上の意思決定に使用される道徳哲学と概念
F1-3 Values of Ethical Decision Making 倫理的意思決定の価値
F1-4 Ethical Considerations for Professionals 専門家のための倫理的考慮事項
F1-5 Employee Fraud and the Fraud Triangle 従業員の不正と不正の三角形
F1-6 Ethical Considerations for Organization 組織に関する倫理的考慮事項
F1-7 SMA-Values and Ethic: From inception to Practice SMA-価値観と倫理:開始から実践まで
F1-8 Influence of Government Regulations on Ethical Business Practices 倫理的な商慣行に対する政府規制の影響
F1-9 Sustainability and Social Responsibility 持続可能性と社会的責任