【管理会計 中・上級編 その5】M&Aの方法
企業の買収(M&A)を決める時、BS、マーケットバリュー、DCFで判断します。BSからは、資産の時価評価を行い、そこから負債を清算して評価します。マーケットバリューでは、類似した企業のPERやEBITDA倍率を比較して評価します。DCFでは、企業の将来のキャッシュフローを予測し、現在価値に直して評価します。
【管理会計 中・上級編 その4】最適資本構成 借金は悪いことではありません。
借入金や社債を利用するメリットは、金利を支払うことで節税でき、資金提供者である株主や銀行などの取り分を増やせる点にあります。デメリットは、将来的に返済できずに破たんする危険性が高くなるという点です。最適資本構成とは、借入金・社債を利用するメリットとデメリットのバランスを取れる資金を構成する比率のことを意味します。
【管理会計 中・上級編 その3】意思決定の方法 NPVとIRR
ビジネスの意思決定には、NPV、IRR、期間回収法の3つの方法があります。いくら儲かるかで評価するNPVでまず事業を評価し、さらにその儲け率の効率さを評価するIRRを併用する事が望ましい意思決定です。
【管理会計 中・上級編 その2】フリーキャッシュフロー
キャッシュフローはビジネスで最も大切なコンセプトです。キャッシュフロー計算書で示されるキャッシュフローは過去の数字ですが、管理会計で使うキャッシュフローは、未来のために使えるフリーキャッシュフローを意味します。
【管理会計 中・上級編 その1】お金の本当の価値を知る計算方法
今の1万円と10年後の1万円は、同じ1万円でしょうか。実は、お金の価値は時間とともに変わっていきます。なので企業は、この本当のお金の価値を考えながらお金を調達しなければなりません。そしてお金を調達するコストとお金を提供してくれた人たちが期待し要求する利益を上げていきます。お金の本当の価値と企業がお金を調達するコストはどのように計算することができるでしょうか。
【管理会計 初級編 その8】労働生産性を上げる方法
設備を導入しても、人件費は増え、生産性が悪くなるのは、その設備が知識労働を必要とするからです。知識労働とは、知識や経験に基づいた判断が必要な労働です。知識労働の生産性を上げるには、速くて正確で的確な業務遂行です。そのためには業務を専門化しなければなりません。
【管理会計 初級編 その7】管理会計からみた財務目標の設定方法
経営トップは、財務目標を設定し、組織をその目標達成のために動かしていかなければなりません。最近、多くの企業で使われている財務目標の一つが、ROIC Return On Invested Capital、投下資本利益率です。
【管理会計 初級編 その6】ビジネスリーダーに必要な予算管理スキルとは
できるビジネスリーダーになるには管理会計は必須なスキルです。その中の一つ、予算管理はビジネスリーダーの大切なスキルの一つです。予算は、経営者だけでなく全社員が企業の経営状態や経営方針そして経営目標を達成するためにすべきことを共有・再確認するためのものです。
【管理会計 初級編 その5】管理会計の最強ツール ABC
経営の基本は、正確なコスト計算と無駄なコストの削減です。ABCを使う目的は、正確なコスト計算と適切なコストダウンのためです。ABM は、ABCをベースに顧客に対する付加価値の有無という視点から業務を見直し、原価改善をします。
【管理会計 初級編 その4】ビジネスリーダーの意思決定に必要な情報の見つけ方
ビジネス本来の目的を達成するために、決算書の限界を知り、キャッシュフローを重視し、コストをかける意味を理解し、ABCを使ってビジネスプロセスコストを把握することが、ビジネスリーダーには求められます。