成功はゴミ箱の中?!ビジネスマン必観『ファウンダー』
1 おススメ映画
少し古い映画のですが、『ファウンダー』を観ました。観た感想を一言で言えば、ビジネスマンなら絶対に見るべし」、です。起業、ビジネス理念、ビジネス展開、全てにおいてとても参考になります。
2 原作もおススメ
私は、『ファウンダー』の原作で、マクドナルドのファウンダーであるレイロックが書いた『成功はゴミの中に』を読んでいたので、更に理解が深まりました。
『成功はゴミ箱の中に』は、ユニクロ創業者の柳井正やソフトバンク創立者の孫正義の「人生のバイブル」とも言われています。
もし原作を読む時間が無ければ、図解版もありますのでお勧めです。
3 マクドナルドの凄さ その1:世界共通システム
マクドナルドのスゴイところは、世界共通のシステムを完成させたことです。調理作業の導線や味も含めて、完璧に計算されています。そして、全世界どの店舗でも同じ作業時間で同じ味を提供できるのが、マクドナルドシステムの凄さです。
専門知識や教育時間をかけた労働者でなくても誰でも作れるシステムは、世界中どこでも安く労働力を確保できることを可能にし、自動化されたハンバーガー製造プロセスの確率には必要不可欠な条件です。
4 マクドナルドの凄さ その2:飲食業ではない
私が、映画を観て印象に残ったシーンは、レイロックが言った一言。
「マクドナルドは飲食業ではなく、不動産業だ」
つまり、どんなに美味しい食べ物でも場所が全てであるということです。人が集まるところに効率的に店舗を構えるといった立地条件がマクドナルドに成功をもたらすカラクリです。
たしかに、人が集まる駅前には必ずマクドナルドがあります。そういった土地をいち早く察知し、確保し、店舗をオープンすることがマクドナルドがトップであり続ける大きな理由です。
4 是非、見てみて
他にもビジネスマンにとって忘れかけている「気づき」がたくさんあります。約2時間の映画ですが、その時間以上に学ぶことがありますので、是非見ることをおススメします。